多くの方が親知らずを持っています。もともと顎の一番後ろに第3大臼歯として生えそろっていた歯ですが、文明の進歩とともに顎の骨が小さくなったため、骨の中に埋まったままになる「埋伏歯」として様々な問題を引き起こすようになりました(前投稿 2026.7.1)。

結局は抜歯がその回避に必要ですが、多くの患者さんが抜歯の後に経験する顔の腫れや痛み、その他、唇、頬粘膜、歯や舌の知覚麻痺のリスク、いわゆるドライソケットのような抜歯創の治癒不全も、抜歯を受けたいと考えている患者さんにとって とても不安な抜歯後の合併症です。

当クリニックでは親知らずの抜歯後のつらい症状を出来るだけ軽くするために、治療にあたり様々な配慮をしています。

【CT画像による正確な三次元イメージの把握】 親知らずの手術野に隣接する歯や筋肉、下顎神経や舌神経の損傷のリスクを出来るだけ的確に排除するために 歯根の曲がり、神経との近接関係を正確に把握して抜歯手術を行います。

【最小限の手術】 出来るだけ腫れや痛みが少ないないように、最小の手術切開で親知らずの抜歯を行います。これには高い技量が必要ですが、術後出血のリスクを減らし、腫れと痛みが最少かつ最短の期間で消退することを目指しています。

【術後のケアー】 時に経験する抜歯後1週間後から生ずる抜歯創の治癒不全に伴う疼痛に対しては特別な注意を払っています。術前と術後の口腔衛生指導を丁寧に行い、ドライソケットなどによる術後疼痛のリスクを出来るだけ取り除く配慮を徹底していることが 他と一線を画す努力内容です。

【Keep in contact】 その他、抜歯術後に生ずる様々な症状に対する患者さんの不安を取り除くために 診療時間外でも相談を出来るだけお受けするようにしています。

親知らずの抜歯をしたいけれど、大きな不安でなかなか踏み出せない患者さんは遠慮なくご相談ください。